仮想デスクトップで作業領域を拡張できるフリーソフト『Dexpot』は如何ですか?

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私は、PCで作業する際はとにかくデスクトップを散らかします。

ゲーム、動画、音楽プレイヤー、画像編集、インターネットブラウザetc……。

作業を中断する際は一旦最小化するのですが、そうすると作業再開の際にタスクバーから目的のアプリケーションを探すのが面倒です。
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じゃあ最小化しなければいいじゃない!という話になりますが、アプリケーションを全て開きっぱなしで作業するにはデスクトップは狭すぎます。
私はモニターを横に2枚並べていますが、それでも全っ然足りません。
サブのノートPCを使う時などは、もう不便で不便で……。

もっと広いデスクトップが欲しい。
しかし、モニターを増やす事など物理的に不可能!

そんな時に便利なのが『仮想デスクトップ』ツールです。
読んで字の如く、仮想的にデスクトップを作成し、作業領域を拡大できます。

今回は、そんな『仮想デスクトップ』を作り出すことが出来る『Dexpot』の記事です。

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Dexpotとは

デスクトップの数を最大で20個まで増やす事が出来る仮想デスクトップ作成ツールです。
Windows10よりMicrosoft謹製の『仮想デスクトップ』機能が標準で搭載されていますが、こちらのツールの方が柔軟で直感的に使え、機能面でも充実しています。

面白いのがデスクトップ毎にタスクバーを隠したり壁紙を設定出来たり、挙句の果てにはスタートアップまで個別に制御出来たりする点で、こだわり派の皆さんも大満足なツールと言えるのではないでしょうか。

個人利用に限り、無料で使えます。

Dexpotの導入と設定方法について

インストール

配布ページ http://dexpot.de Downloadタブよりダウンロード出来ます。
インストーラータイプと、解凍するだけで使えるPortable版の2つがあります。
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オススメはやはりPortable版ですね。
レジストリに余計な痕跡を残さないので、PCの起動時間が遅くならない等のメリットがあると考えられます。
USBで気軽に持ち運べるのもグッド。

入手した『dexpot_1614_portable_r2439.zip』を解凍し、『Dexpot.exeを起動を確認出来たら導入は完了です。
64bitOSの場合は、『Dexpot64.exeでも可です。
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エラーメッセージが出て起動に失敗する場合は、『dexpot_commoncontrols.exeをダブルクリックした後、改めて起動を試してみて下さい。
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Dexpotの日本語化

Dexpotはデフォルト状態だと日本語UIがないので、必要な場合は別途用意してやる必要があります。

日本語化工房:http://www.nihongoka.com/jpatch_dairi/dexpot/ よりダウンロード出来ます。
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ダウンロードしたzipファイルを解凍して出てきた『sprache』フォルダを、『Dexpot』フォルダに移動。
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最後にタスクバーのDextopをダブルクリックし、
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Genelalタブから日本語を選択すれば、日本語化は完了です。
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Dexpotの設定方法あれこれ

・全般
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重要なのは、デスクトップ数と起動処理の項目辺り。
デスクトップの数は、個人的には4つもあれば十分かなと思います。
常駐してこそのツールだと思うので、Windows起動時に起動するにチェックするのがオススメです。
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・外観
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特に触る必要な無いと思います。
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・コンポーネント
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下画像のような、小さなデスクトップマネージャーに対する設定項目です。
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クリックで各デスクトップに移動出来ます。
使いたければオプションのDexpot起動時に開始にチェックを入れておけばOK。
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個人的にはいらないです。
下記のホットキー(キーボードショートカット)設定をきちんとする方が重要。

・操作
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ホットキーの設定が出来ます。
頻繁に使うであろう以下の項目は設定しておくと快適です。

・次のデスクトップへ
・前のデスクトップへ
・ウィンドウカタログ
・全画面プレビュー
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キーの組み合わせで操作を割り当てられます。
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別ソフトのマウスジェスチャーと連携すると、右手ひとつで簡単に画面の行き来出来るようになるので楽しい。

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・デスクトップ切替
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デスクトップ毎に壁紙やスクリーンセイバーを設定させるか否かといった項目が並んでいます。
デスクトップ毎に視覚的変化が欲しい場合は、必要なものにチェック。
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デスクトップタブを適切に設定してやると今自分がどのデスクトップを使っているのか迷子にならなくて良いかもしれません。
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・プラグイン
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拡張機能の設定。
デスクトップ切り替えの際にアニメーションを追加したり出来ます。
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チェックをほとんど外して使っていますが、今のところ問題ないです。
重くなっても本末転倒なので、必要なものにだけチェックを入れると良いでしょう。
一番上のDexControlのチェックだけは、外してもいつの間にか復活する模様です。

デスクトップ毎の設定

デスクトップ毎に異なる設定をしたい場合は、タスクバーのDexpotを右クリックし、『デスクトップ毎の設定』を選びます。
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設定したいデスクトップと項目タブを選んで設定。
壁紙を個別に設定するのはここですね。
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同じくタスクバー右クリックの『アプリケーションの割当』も合わせて使うと、より細かいカスタマイズが可能です。
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よりデスクトップ毎に独立性を求めたい時などに便利?
正直、ここまでやるほどの事かと思わないでもありませんが。

使い方

タイトルバー右クリック

Dexpotを起動した状態でウィンドウ最上部のタイトルバーを右クリックすると、新しく『Dexpot』の項目が追加されているのが確認できます。
この項目より、ウィンドウを別のデスクトップへコピーしたり転送したりできます。
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後述の機能の方が便利なので、基本的には空気機能。

ウィンドウカタログ

この画面を呼び出すと、そのデスクトップ上で動いているウィンドウがアクティブ・非アクティブ問わず表示されます。
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Windows標準のキーボードショートカット『Alt+Tab』に近いです。
視覚的にはこちらの方がわかりやすので、Alt+Tabはお役御免ですね。

ドラッグ&ドロップで、別のデスクトップに送るなんて芸当も可能。
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全画面プレビュー

画面を分割して、展開している全てのデスクトップを確認できます。
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画面分割状態でも、動画等は再生され続けます。
監視カメラのモニタールーム的雰囲気が味わえてちょっと楽しいかも。

こちらでもウィンドウを掴んで別のデスクトップに送る事が出来る他、右クリックで非アクティブのウィンドウも確認出来ます。
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機能的には、全デスクトップ確認+上記のウィンドウカタログがセットになっていると言ったところでしょうか。

迷ったらとりあえずこれだけ使っておけばいいんじゃないかなってくらい便利です。

その他注意点

仮想デスクトップですが、それぞれが完全に独立している訳ではないようです。
かといって、きちんと同期しているかと言えばそうでもないような……。

あまり神経質になることでもないのかもしれませんが、1つのアプリケーションを複数デスクトップに並行して展開すると、予想外の挙動や不具合が起こるかもしれません。

まとめ

最後に、Dexpotを使うことによるメリット・デメリットを箇条書きにして終わりたいと思います。

まずメリット

・作業領域を広げられる
・領域が広がる事による、作業効率の上昇
・それぞれのデスクトップに役割を与えてウィンドウを割り振りするのは楽しい

あってないような、申し訳程度のデメリット

・PCのリソースを意外に食うかも。展開するデスクトップの数は程々に

作業領域がもっと欲しいけど、物理的な制約でモニターを用意出来ないだとか、そもそもノートPCでデュアルモニター難しいよって人にはオススメ出来ます。
Windows10標準の仮想デスクトップ機能より便利なので、バリバリ使いこなしてるって人も導入を検討してみては如何でしょうか。

といったところで、仮想デスクトップで作業領域を拡張できるフリーソフト『Dexpot』のご紹介でした。