ネトゲ廃人ってなんだ?元ネトゲ廃人の私が、その定義を考察してみる

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私は元ネトゲ廃人です。
2016年2月頃まで、とある1つのオンラインゲームをひたすらにやっていました。

モンスターハンターフロンティアG(MHFG)です。

プレイ期間は3年くらいでしょうか。
よくもまあ飽きもせず同じゲームだけをやり続けたものだと、感心さえしてしまいそうです。

あの、ある種の狂気の中にあった日々が過ぎ去った今、ふと思う事があります。

ネトゲ廃人ってなんだ?

私は今、こうして元『ネトゲ廃人』を名乗っている訳ですが、現役プレイヤーだった時も仕事はしていました。
人付き合いは苦手というよりむしろ嫌いですが、嫌いになりに割り切ってやっていた方だと思います。

電気代が勿体無いのでプレイしない時はちゃんとログアウトしていましたし、節度を持ってやれていたんじゃないかな?

それでも、あの時の事を振り返ると、『私はネトゲ廃人だった』と定義したくなります。

何故そんな事を思うのか?

ネトゲ廃人から脱して少し時間が経ち、気持ちの整理も付いてきた私なりの考えを綴るのが、当エントリーです。

自分語りも少々入ります。
お暇な時にでも読んでやって下さい。

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ネトゲ廃人ってどんな人?

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FFⅪカズヤは廃人像の1つに過ぎない

では最初に立ち返りまして。

皆さんはネトゲ廃人と聞いて、どんな人を思い浮かべますか?

・ネトゲのために仕事やめちゃいました。

・常にゲームに齧り付き、定期メンテナンスの時以外ログアウトしない。

・睡眠時でも、フレンドの呼出しに即応出来る体制が整っている。

・ゲーム内だと有名人。

こんなところでしょうか。

或いは、FFⅪの有名廃人のコピペを想像する人も多いかもしれません(あのコピペ、面白くて大好きです)。

彼等の立ち振舞は間違いなくネトゲ廃人と定義出来るものですが、必ずしも全てのネトゲ廃人に当てはまらない、というのが私の考えです。

ネットゲームに取り憑かれる

じゃあどんな人がネトゲ廃人なの?という話になりますが、私は

ネットゲームに取り憑かれている人

こそがネトゲ廃人だと思います。

どういう事か?

・今の用事が終わったら、ネトゲを起動して何をやろうか?

・今夜はなにを倒す?なにを作る?

・装備は?立ち回りは?

・パーティは同じギルドの仲間で組む?それとも野良?

ネトゲの事が頭から離れません。
そして、あらゆる場面で、思考の中にネトゲが紛れ込みます。

・仕事終わりに飲みに誘われた→ネトゲやりたいけど、どうしよう?

・早起きしたぞ→ネトゲするか二度寝するか

・今日は休みだ!→外に出るか、それとも引き篭もってネトゲ?

・友人に遊びに誘われました→今日はネトゲの期間限定イベントあるんだが……。

・そろそろ眠いよ→キリの良いところまでプレイ?即ログアウトして寝るか?

天秤の片方には、常にネトゲが乗っている状態。

酷いのになると、『外出することにしよう!ネカフェにネトゲしに行くべきか否か』とかになります。

ちなみに、この状態はかなりの苦痛です。
多くのネトゲ廃人は、私と同じようにネトゲにかなりの苦痛を感じているはずです。

でも、やめられないんです。

それは義務感だったり、プライドだったり、他に娯楽を見付けられなかったり。
このままで良いのだろうか、と漠然とした不安を持っている人だっているでしょう。
100%楽しんで廃人やってる人なんて、恐らくいないと思います。

これを『取り憑かれている』と言わずして何と言いましょう。

現実と上手く折り合いを付けられるとかは、あまり関係ない

そんな場面でネトゲ以外の選択肢を、つまり現実をきちんと選択出来るなら、それは廃人じゃないよって意見があるかもしれません。

選択の結果はそこまで重要ではないと思います。
どんな時も、選択肢の1つに必ずネトゲがある』というのがすでに問題だと思います。

よく考えてみて下さい。

例えばネトゲ大好きなヤツが主人公のADVゲームをプレイしていたとします。
結局ゲームかい
主人公は物語の節目でプレイヤーに選択を委ねてくる訳ですが、その選択肢の1つに『ネトゲをする』が何の脈絡もなく、必ず入っていたとしたらどう思いますか?

いくら好きだからって、いつもネトゲネトゲって何やねんコイツ』と思うことでしょう。

現実でも似たようなものです。

私はとある場面でこの考えに至り、やっと自分自身の異常性を自覚しました。

私はこうして気付いた

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風呂で溺れかける

それは自宅での入浴中に起きた出来事です。
湯船に浸かり、ぼんやりとこの後やる事を考えていました。

まあ、ネトゲ(冒頭で書いた、MHFG)の事なんですけど。

最初は、「風呂上がったらMHFGするぞ」とどこかで考えていたくらいのものだったのですが、頭の中はいつの間にかMHFGの事で一杯になっていました。
さっさと風呂上がってログインすれば良いだろうに、その日は余程重症だったんでしょうね。
プレイ妄想が始まります。

アイツを倒してアレ作って、ヤツに挑戦だ!

とうとう、脳内で狩りが始まりました。
攻撃を当て、モンスターの攻撃を避け、モンスターの攻撃を食らい……。

突如として肺に熱い液体が流れ込み、私は現実に引き戻されました。

どうやら、妄想している間に身体が脱力し、顔まで湯船に沈んでしまったようです。
半狂乱で顔を上げ、盛大に咳き込みました。

まさか自宅の湯船で溺れかけるとは……。

ここに至り、ようやく私は「自分は異常だ」と気付いたのです。

それから

ネトゲにあわや取り殺されそうになった私は、それ以来ネトゲを思考から追い出すよう努めるようになります。
ネトゲ以外の趣味を探し、少しずつネトゲから距離を置いていきました。

すぐに廃人から脱する事が出来た訳ではありません。
ネトゲはもういいや」となったのが2016年2月初頭。
風呂事件から半年くらいが経っていました。

即アンインストールしておしまい。
終わってみればあっけないものです。

最後に

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ネトゲを引退して、かなり心が軽くなった気がします。
軽くなったというより、穏やかになったというのが正しいかもしれません。

・プレイしていてイライラする。

・ゲームデザインの向こう側に制作スタッフの悪意を幻視してしまってイライラする。

・それなのに、やめたくてもやめられない。

・そんな自分に嫌になる。

・それでも、どうしてもネトゲから離れなれない。

まさにネトゲ廃人。

やはり苦痛を感じていたんだなと実感します。

この記事を読んでる人でネトゲに苦痛を感じている方がいましたら、一度立ち止まってネトゲとの付き合い方を考えてみても良いと思います。

かなり長くなりましたが、ここまで読んで下さりありがとうございました。