ブレイク・ライヴリー主演のサメ映画『ロスト・バケーション』観てきた

2016-07-27_01h30_40

サメ映画、『ロスト・バケーション』観てきました。

サメ映画と言えばもはや説明不要、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』が有名です。

『ジョーズ』が世界的にヒットして以来、サメ映画界隈は二匹目のドジョウ狙いのアレな映画が乱造されてきた歴史があるようですが、本作はそんなことありません。

舞台はビーチのみ、登場人物も少なければ台詞も少ないですが、サメに狙われ続ける恐怖と緊張感が90分間続き、なかなか見応えのある映画でした。

スポンサーリンク

ロスト・バケーション / 原題:The Shallows

2016-07-27_01h34_56
予告編より

以下、公式サイトから引用

亡き母が教えてくれた秘密のビーチ。そこはサーファーにとって最高の楽園。医学生のナンシー(ブレイク・ライブリー)は休暇を利用し、ついにそのビーチを訪れる。地形、波、風。全てが完璧だった。母に先立たれた父と幼い妹の世話、医師となる為の勉強漬けの日々から解放されるナンシー。そんな彼女の最高の休暇が一転、恐怖に支配される。一匹の巨大な人喰いサメが彼女に襲いかかった―。
脚を負傷し、大量に出血しながらも、無我夢中で近くの岩場に泳ぎ着いたナンシーは、自分が絶望的状況に追い込まれたことを知る。
極限の恐怖にさらされながらも、ナンシーは冷静に生き残るためのプランを練り始める。医学の知識を活かし着用していたラッシュガードを使い止血。満潮までの時間を計算。サメの動きのパターンを解読…生存へのリミットが刻一刻と迫る中、彼女が選んだ究極の決断とは―。

予告編


この予告編の他、あっちこっちで言われている程『残り時間100分』はフィーチャーされてなかった気がします。
確かに『満潮で岩場が沈むので泳がなきゃ』とはなりますが、それも一晩経過してからの事ですし……。

感想・レビューっぽいもの

2016-07-27_01h31_44
予告編より

ネタバレは余りしない方向で。

美しいビーチ

映画が始まって最初に目を奪われるのは、ビーチでの映像です。

澄み切った海でサーフィンに興じるナンシー。
真っ青な海に美しいサンゴ礁。
潜水中に、頭上を通り過ぎる波の様子。

ホントびっくりするくらい海が綺麗です。
いっそこのままサーファー密着の波乗りドキュメンタリーか、サンゴ礁の生態に迫るディスカバリーな番組が始まってくれても良いくらい。

ここは、予告編だけではあまり分からない部分ですね。
美しい海の映像にも尺を取っています。
サメの恐ろしさだけが、この映画の見所ではありません。

サメとの闘い

しかし、そこはサメ映画。
彼?との対決が本作のメインテーマであることは間違いないでしょう。

何故か執拗に人間を狙い続ける、というのはもはやサメ映画のお約束ですが、ロスト・バケーションもそこはしっかり押さえてあり、その恐怖は健在でした。

澄み切った海にサーフィンに適した波、その状況をフルに活用したサメの登場演出がとても巧みです。
おお~、こういう風に登場するか~とちょっと感動してしまいました。

人喰いサメが居るとは露知らず、海に入って犠牲になってしまう人達。
捕食シーンはその唐突さでもって、思わず身体がビクンっとなってしまうくらいビビりました。

浜に居る人に助けを求めるんだけど届きそうで届かない、そのギリギリ距離も良い塩梅。
絶望感を程よく煽ってくれます。

負傷した身体でなんとか生き残ろうと奮闘するナンシーと、何としてもナンシーを食ってやろうというサメとの駆け引きが、恐ろしくもアツい。

癒しの存在・鳥

サメに追い立てられて岩場に孤立してしまうナンシーですが、同じ岩場で鳥(カモメらしい)に出会います。
ナンシーと同じく、どうやら負傷している様子。

別に意思疎通したりする訳でもないですが、ずっとナンシーの側にいるその様に救われること間違いなし。
ずっと緊張続きの90分ですが、鳥の存在が多少なりとも緩急を与えてくれます。

果たして鳥さんの運命や如何に!?
ナンシーの戦いと共に、要注目です。

まとめ

サメに襲われる恐怖を、シンプルかつ丁寧に撮った良作だと感じました。
サメ映画的には、『ディープ・ブルー』以来の当たりだと言えるのではないでしょうか。

上映時間90分程とコンパクトに纏まっているので、それほど身構える必要もありません。
冒頭の美しい海、サメ映画特有の水のせいで上手く身体を動かせない焦燥感と恐怖、色々味わう事が出来るまさに暑い夏にピッタリの一本です。