レオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント: 蘇えりし者』 レビュー

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※公式ツイッター(https://twitter.com/RevenantJP)より引用

公開から一夜明けた4月23日(土)、『レヴェナント: 蘇えりし者』を観てきました。
レビューしたいと思います。

鑑賞後に物語や登場人物達の背景をもっと知りたくなったので、原案である書籍版も買ってみました。
いずれ、書籍版のレビューなんかもしたいですね。

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レヴェナント: 蘇えりし者/The Revenant

クマに襲われ瀕死の重症を負った上に最愛の息子を目の前で殺された主人公ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)。
奇跡的に一命を取り留めたグラスは、自分も見捨て息子を殺したジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディー)を復讐のために追いかける。

凄くシンプルなストーリーです。

アカデミー賞主演男優賞、ディカプリオの演技が凄まじい

死の淵から『蘇り』、息子の仇であるフィッツジェラルドを追いかけるグラスをレオナルド・ディカプリオが演じています。
これがまた迫力満点、壮絶の一言です。

クマと殺り合ったり、魚や牛の内蔵を生で食べたり、馬から臓物を抜き取って空いたスペースに身体をねじ込んで寝てみたり、見るからに冷たくてヤバそうな河に流されたりする

体当たりな演技にばかり目が行きがちですが、

自身は瀕死の状態で、目の前で息子が殺される様をただ見ていることしか出来ない絶望。
息子を喪った悲しみと喪失感。
復讐のために極寒の地を這いまわる執念。

その表情、一挙一動に至るまで、余りの熱演っぷりに圧倒させられます。
トム・ハーディーのゲスっぷりも素晴らしかったですが、やはりディカプリオが1人別次元の演技をしていた印象です。
オスカー受賞も納得です。脱帽。

面白いタイプの映画ではない

有りか無しか、で言えば有りの映画だったと思います。

ただ、面白かったか?二回目見たいか?と言われれば、ノーです。

上映時間が2時間半くらいとかなり長く、アクションが沢山ある訳でもありません。
ストーリーが暗くセリフも極端に少ないです。
延々とグラスが雪原を彷徨う場面が続きます。

もちろんこれがこの映画の味であり、惹き込まれるところも多分にあるのですが、正直見ていてしんどいです。
上映が終わり館内に照明が灯ったあとも、少しの間立ち上がる事が出来ませんでした。
何とも言えない、良いのか悪いのかさえ分からない余韻が残ります。
鑑賞にあたっては、少しだけ覚悟が必要かもしれません。

見るなら映画館で観た方が良い

本作は、1日1時間程の明け方と日没前後に人工光源をほとんど使わず撮影されたそうですが、拘っているだけあって自然の美しさがよく映しだされていました。
映像美は見事です。

ブルーレイ発売を待つよりは映画館に足を運んだ方が良いと思います。
というより、自宅の小さな画面で2時間半見続ける自身が、少なくとも私はないですね。

欲を言えばIMAXが良いです。
地元にはないので残念。

まとめ

なんと言っても、本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞したディカプリオの熱演が最大の見どころです。
他も合わせて計12部門にノミネートされているのも納得出来ますが、普通の娯楽映画とは趣が全く違う映画でした。

面白い訳ではない。
でも評価される理由は分かる、凄いと思う。
そんな奇妙な感想を抱いた映画でした。

最後に、本作は撮影にあたって色々な逸話が生まれたとのことなんでご紹介。
公式ツイッターレヴェナント:蘇えりし者@RevenantJPで紹介されている他、

にまとめられています。
かなりハードな撮影だったみたいですね。なかなか興味深い。

一度ご覧になってみては如何でしょうか。

それでは、ここまで読んで下さりありがとうございました。