映画『デッドプール』感想。デップーさん大暴れながら、意外に純情派!

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映画『デッドプール』公式サイトより引用より引用

6月1日公開の映画『デッドプール』鑑賞してきました。
キャラクターがキャラクターだけにどんなおバカ映画に仕上がっているのか興味津々でしたが、蓋を開けてみると以外と王道ストーリーで良い意味で裏切られました。

勿論それでデッドプールのキャラクターが損なわれる訳ではなく、全編ぶっ飛び気味でしたが。

エンドロール後にもちょっとしたオマケがあり、最後の最後まで飽きずに鑑賞する事が出来ました。
面白かったです。

公式サイト
http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/

予告編

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デッドプールとは

原作はアメリカのマーベル・コミック。
デッドプールはそのマーベル・コミックに登場する人工ミュータントです。

本名はウェイド
恋人のヴァネッサとよろしくやっていたのですが、ある日末期癌を宣告されてしまいます。

とある組織の男から末期癌を治せると言われたウェイドは、その治療という名目でミュータント因子を注入され人体改造されます。
結果的に不死身の身体を獲得したウェイドですが、その代償として醜い顔(と身体)になり果ててしまいました。

これでは恋人の元へ戻ることができません。
かくして彼は赤いマスクとコスチュームに身を包み、『デッドプール』を名乗りながら、自らを改造した組織への復讐と醜い身体の治療のために活動を始めたのだった……。

みたいなお話です。
サラッと書きましたが、かなり凄惨な過去を持っています。

不死身の肉体(超再生)も然ることながら、最も特徴的なのは『第四の壁』を認識出来る事です。
自分が創作上のキャラクターだと分かっており、コミックなら読者、映画なら観客に対して語りかけるなんて日常茶飯事。

メタ発言連発でやりたい放題です。

格ゲーに出演した際にも『昇竜拳』っぽい事をしてみたり、試合に負けたらプレイヤーを罵ってみたり……

上の動画のようにゲージを引っこ抜いてホームランとやる事がもう滅茶苦茶です。

ギャグ漫画によく見られる不条理を、設定として上手く昇華したようなキャラクターと言えば良いのでしょうか。

随分愛されているキャラクターのようです。
唯一フォローしているツイッターアカウントがキティちゃんだったり、お茶目で可愛い一面もあります。

ツイッター:@DeadpoolMovieJP

映画『デッドプール』レビュー

2016-06-02_22h52_17
デッドプール日本語版予告より

過去話は割とシリアス、しかしぶっ飛んだキャラクター設定なので全体的な雰囲気はギャグ寄りです。

先述の通りデッドプールは自分が劇中のキャラクターという事を認識していますので、観客に語りかけたりカメラを動かしたり、メタ発言もかなりあります。

登場するX-MENのメンツが2人と少ない事を指して
「制作費、少ないんじゃないの?」
みたいな事を言い出した時には思わず声に出して笑ってしまいました。

この軽妙でシニカルな語り口も、この映画の大きな魅力の1つですね。

アクションについては流石のハリウッド映画、良く出来ていると思います。
相変わらずおちゃらけつつも、スタイリッシュな銃撃戦や刀を使った近接戦は見応え十分。

ただ、これもデッドプールというキャラクター故という事なんでしょうが、手首ギコギコ首チョンパ、眉間に風穴が空いちゃったりしてるので、「おおぅ……」ってなるかも。
それほどキツイものでもありませんが、駄目な人は駄目かもしれません。

下ネタというか、お下品な展開も多分にあります。
私は心の中でゲラゲラ笑いながら見ていましたが、悪趣味といえば悪趣味です。
脚本の人は、よくもまあこんな台詞回しを思いつくもんだと感心するほどです。

恐らく万人向けではないでしょう。

しかし、壮絶な過去を背負いながらも恋人のために頑張るデッドプールは青臭くてなかなか良いものです。
自分で裁縫して、少しずつコスチュームの完成度を上げていく様は微笑ましい。
というかその服手作りだったのかよ!?

正義でもないが、悪でもない。
あくまで自分の目的のため、思うがままに立ち振る舞うデッドプールが印象的でした。

まとめ

全体的に少しひねた雰囲気の映画ですが、ラストは割と王道のハッピーエンドで終わるので見終わった後の感じとしてはスカっとしたものがありました。

デッドプールさん、やることは無茶苦茶ですが凄く純情派です。
鑑賞しながら、思わず応援している自分がいました。

しかし、海の向こう側は上手にコミックの実写化をしますねえ。
漫画原作の糞映画を量産する邦画業界にも頑張って頂きたいものです。

という訳で、映画『デッドプール』の感想を連連と書いてみました。

あ、この記事の冒頭にも書きましたが、エンドロールの後にもなんとも『らしい』ちょっとしたオマケがあります。
これから鑑賞するよって方、エンドロールの最後まで席に座ってごゆるりと鑑賞する事を強くオススメ致します。