トラックボールマウス『M-XT3URBK』を購入。普通のマウスとの比較をしてみる

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少し前になりますが、Amazonプライムデーとやらで様々な商品がセールに出されていたので、色々購入しました。

「ただの在庫処分だったじゃないか!」
みたいな落胆の声もチラホラあがっていましたが、個人的には良い買い物が出来たと満足しております。

で、色々買った物の中に『トラックボールマウス』なるアイテムがありました。

殆ど衝動買いというべきもので、正直「無駄遣いしたかも」なんて思っていましたが、1ヶ月程使ってみると案外良いものだという印象を抱きました。
その一方で普通のマウスと比べて不便というかデメリットみたいなものも感じるようになってきたので、今回記事にしてみたいと思います。

商品のレビュー的な側面もありますが、あくまでごく一般的な『普通のマウスVS.トラックボールマウス』としてお読みいただければと思います。

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トラックボールマウスとは

そもそもトラックボールマウスとは、通常は手首や腕で行うマウスポインタの操作を、指先1つで行う事が出来るよう設計されたマウスです。

トラックボールマウスにも大きく3つのタイプがあり、

・親指型
マウスポインタを親指部分のボールで操作するタイプ。
人差し指で左クリックとホイール、中指で右クリックと、従来のマウスと比較的近い操作感でとっつきやすい。

・人差し指型
ポインタ操作は人差し指か中指。
左クリックとホイールを親指が担当するので、慣れるまでは操作に戸惑うかもしれない。

・手のひら型
操作感は人差し指型に近い。
持つというよりは、まさしく『置いて』操作するタイプ。

と分ける事が出来ます。

私が購入したのは記事タイトルにもある通り親指型トラックボールマウス、ELECOMのM-XT3URBKです。

薬指部分にもボタンが配置されており、柔軟な機能割当が出来そうだと感じたのが主な理由です。
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『マウス VS. トラックボール』比較

では色々と比較してみたいと思います。

操作のスピード・レスポンス

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これは、トラックボールマウスの方が優れていると思います。
手首、場合によっては腕でポインタを操作する普通のマウスより、指先でチョチョイと動かす事が出来るトラックボールの方が素早く操作出来ます。

クリックからポインタ移動操作への移行も、トラックボールマウスの方がよりスムーズだと感じます。

ほんの僅かですが、違いは確かにあり。

精密性・安定性

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ポインタを狙った場所にピタっと止めるのは、普通のマウスの方が向いているかもしれません。

トラックボールマウスで目的の場所に止めるためには、渦を巻くような動きをしてしまいがちです。
要するに感度が良すぎて制御出来ていないのですが、マウスの感度を下げると今度はスピードまでもが削がれてしまうジレンマ。

斜め移動も自分の思い描いた軌道を描けない事が多く、自在に操るには相応の慣れが必要です。
自分に最適な設定を見付けるまでが、最初の壁と言えるでしょう。

私が購入した『商品名』はLOWとHIGHの2段階のスピードが選べますが、HIGHは感度が良すぎて制御出来たものじゃありませんでした。
少し触っただけで、ポインタが残像を残す程のスピードでかっ飛びます。

『マウス側をLOW』+『Windows側のマウス感度を最速』にて、ようやく調度良い感じです。

とは言っても、トラックボールの方が正確に操作出来るという意見もあるのは事実。
結局、調整と慣れということになるでしょうか。

設置スペースについて

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これはトラックボールマウスが圧勝でしょう。
指だけで操作が出来るトラックボールマウスは、物理的に動かす必要はありません。

また、置き場所が凸凹していようが、膝の上だろうが、空中に持ち上げて使おうが、操作に支障はなし。

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極端な例ですが、こんな持ち方でも操作出来ます

場所を選ばず使えるというのは利点と言えます。

マウスパッドも不要です。

ただし、トラックボールマウス自体が物理的に大きめなのはどうしようもない。
携帯には余り向かないかも……。

身体への負担

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手首で操作する普通のマウスより、指だけで操作するトラックボールマウスの方が負担は少ないようです。

確かに、動かす筋肉の絶対量が違うかもしれませんね。
腱鞘炎に悩まされている方は、乗り換えを検討してみては如何でしょうか?

ただし、トラックボールマウスも慣れないうちは余計な力が入って疲れる事もあると思うので、力を抜いてリラックスすることを意識すると良いでしょう。

マウスジェスチャーとの相性

これは、普通のマウスがやや有利でしょうか。

トラックボールマウスは、ポインタが想定外の動きをする時があります。
当ブログでも紹介しているMouseGestureLなら多少のミス操作でもユーザーの意思を汲み取ってくれますが……。

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青い線が入力されたジェスチャー。
これくらいの崩れなら、まだ『↓→』と認識してくれる。

やはり手首(腕)でどっしり操作出来る普通のマウスの方が安定感があります。
慣れの範疇と言われればそれまでですが、個人的にはトラックボールマウスでマウスジェスチャーを入力するのは少し難易度が高いと感じています。

まとめ:トラックボールマウスのメリット・デメリット

最後に、トラックボールマウスのメリットとデメリットを並べて終わりたいと思います。

まずメリットから

・操作がスピーディ
手首を動かすか、指を動かすか。
僅かな違いだが、トラックボールマウスの方が早いと感じます

・設置場所に困らない
マウス自体は不動、マウスパッドも要らない。
ただし、商品そのものはトラックボールマウスの方が大きい傾向にあります。

・手への負担は軽い
これも手首を動かすか指を動かすかの違いです。
僅かな疲労でも、積もり積もれば大きな症状として出てくるもの。

そしてデメリット

・精密な操作はやや苦手
苦手というより、慣れが必要と言うのが正しいかもしれません。
特に斜め方向は弱いと感じます。
縦軸と横軸で別々に感度が調節出来ればかなり改善されるような気もしますが……。
良いフリーソフト、ありませんかね?

・値段が高い
それなりに精度が高そうな球体が付いてるからしゃーない。
安売りしている時に上手く拾えたらラッキー。

総合すると、

・使いやすい普通のマウス
・ポテンシャルの高いトラックボールマウス

という事になるかと思います。

極めればトラックボールマウスの方が有利とは言えるかもしれませんが、単純にどちらかが優れているという話でもない気がします。

PC操作について色々試してみたい時、手に取ってみるのも悪くないかもしれませんね。

私も、もう少し上手に扱えるよう精進したいと思います。

という訳でこのへんで。
比較してみる、と宣っておきながらトラックボールマウスへの言及に終始した感が否めませんが、マウス選びの一助にでもなれば幸いです。